実は日本より虫歯の多い欧米やヨーロッパ
虫歯大国といわれる日本ですが、実は治療が進んでいる欧米や北欧では断然、虫歯になる人は多いのです。
そもそも、日本人ほど丁寧に歯を磨ける民族というのは、他にいません。
日本人は、指先の巧緻性が非常に優れた民族なのです。
（多くの諸外国の人々は、折り紙を綺麗に三角に折れないのですよ）
また、欧米人に比べ、日本人の歯の構造が比較的脆弱であるということも挙げられます。
すなわち、ちょっとムチャをしても、欧米人は組織がしっかりしているため、虫歯になりにくかったり、組織が厚いので多めに削ったりできるということです。
そのため、虫歯は日本に比べて多いのです。
水道水にフッ素を入れる試み
多くの国で行われているのが、水道水にフッ素を合成させるという試みです。
日常的に使う水にフッ素を入れることで、できる限り歯を大切にしよう、というものです。
残念ながら、日本ではこうしたフッ素を添加することは良しとはされておらず、これが日本で小児虫歯が増えたきっかけという考え方もあります。
それほどまでに、フッ素というのは虫歯予防で注目されているのです。